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マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎:発熱の後に咳が長引く、乾いた咳が続く方へ

マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマという病原体によって起こる呼吸器感染症です。発熱、だるさ、頭痛、のどの痛みなどで始まり、その後に乾いた咳が目立ってくることがあります。熱が下がった後も咳だけが長く続くことがあり、「風邪は治ったはずなのに咳が止まらない」と感じる方も少なくありません。

マイコプラズマ肺炎は、子どもや若い方に多い感染症として知られていますが、大人にも感染します。ご家族、学校、職場などで流行している場合には、周囲から感染することがあります。また、咳が長く続くため、日常生活や睡眠に支障が出ることもあります。

立川若葉団地クリニックでは、内科・呼吸器内科の視点から、発熱、長引く咳、マイコプラズマ肺炎、気管支炎、肺炎、咳喘息などを鑑別し、患者さんの状態に合わせた検査と治療を行います。

マイコプラズマ肺炎とはどのような病気か

マイコプラズマ肺炎は、一般的な細菌性肺炎とは少し性質が異なる感染症です。肺炎マイコプラズマは、飛沫感染接触感染によって広がるとされています。潜伏期間が比較的長く、感染してから症状が出るまでに2から3週間程度かかることがあります。

症状は、最初から強い肺炎症状が出るとは限りません。発熱、だるさ、頭痛、のどの痛みなどから始まり、数日してから咳が目立ってくることがあります。咳は乾いた咳で始まり、経過とともに強くなったり、長引いたりします。

「肺炎」という名前がついていても、初期には比較的元気に見えることがあります。そのため、受診が遅れたり、単なる風邪として様子を見てしまったりすることがあります。一方で、肺炎として進行したり、強い咳が長引いたりすることもあるため注意が必要です。

このような症状はマイコプラズマ肺炎の可能性があります

以下の症状に当てはまる場合は、マイコプラズマ肺炎を含めた呼吸器感染症の確認をおすすめします。

  • 発熱が続いている
  • 熱が下がった後も咳が続く
  • 乾いた咳が強い
  • 咳が2週間以上続いている
  • 夜間に咳き込む
  • 咳で眠れない
  • のどの痛みや頭痛がある
  • だるさが続いている
  • 胸の痛みがある
  • 家族や学校、職場でマイコプラズマ肺炎が流行している
  • 風邪薬や咳止めで改善しにくい
  • 新型コロナやインフルエンザは陰性だが発熱や咳が続く

マイコプラズマ肺炎と風邪の違い

通常の風邪でも、発熱、咳、のどの痛み、鼻水などが起こります。しかし、マイコプラズマ肺炎では、咳が長引きやすいことが特徴です。特に、発熱の後から咳が強くなる、解熱後も咳が残る、乾いた咳が続く場合には注意が必要です。

また、マイコプラズマ肺炎では、鼻水や鼻づまりよりも、発熱、だるさ、頭痛、咳が目立つことがあります。症状だけで完全に見分けることは難しいため、診察所見や経過、周囲の流行状況、必要な検査を組み合わせて判断します。

咳が長引く場合には、マイコプラズマ肺炎だけでなく、咳喘息、気管支喘息、感染後咳嗽、肺炎、百日咳、後鼻漏、逆流性食道炎なども鑑別が必要です。

大人のマイコプラズマ肺炎にも注意が必要です

マイコプラズマ肺炎は、子どもの病気と思われがちですが、大人にも感染します。特に、家庭内でお子さんから感染する場合や、学校、職場、施設内で流行している場合には、大人も発症することがあります。

大人では、仕事を休みにくい、症状が軽く見える、咳だけが続く、といった理由で受診が遅れることがあります。しかし、咳が強く続くと、睡眠不足、体力低下、胸の痛み、日常生活への支障につながることがあります。

高齢の方、喘息やCOPDなどの呼吸器疾患がある方、糖尿病や心臓病などの持病がある方では、症状が長引いたり重症化したりする可能性にも注意が必要です。

当院で行う診療と検査の内容

当院では、発熱や咳の経過を丁寧に確認します。いつから熱があるか、咳がいつから始まったか、乾いた咳か痰がからむ咳か、夜間に悪化するか、周囲で流行しているか、息苦しさや胸痛があるかなどを確認します。

必要に応じて、以下の検査を検討します。

  • マイコプラズマ抗原検査
  • 胸部レントゲン検査
  • 血液検査
  • 酸素飽和度の確認
  • 新型コロナウイルス検査
  • インフルエンザ検査

マイコプラズマ肺炎が疑われる場合でも、症状や検査結果だけでなく、全身状態、呼吸状態、年齢、持病の有無を含めて総合的に判断します。外来で治療可能か、専門医療機関での評価が必要かについても確認します。

マイコプラズマ肺炎の治療方法

マイコプラズマ肺炎では、原因や症状に応じて抗菌薬による治療を検討します。一般的な風邪の多くはウイルス感染であり、抗菌薬が不要な場合もありますが、マイコプラズマ肺炎では抗菌薬が必要になることがあります。

ただし、すべての発熱や咳に抗菌薬が必要なわけではありません。抗菌薬は、症状、診察所見、検査結果、流行状況などを踏まえて、必要性を判断します。咳が強い場合には、咳や痰に対する薬を併用することもあります。

咳が長引く場合には、感染後の気道過敏性や咳喘息が関係していることもあります。その場合、単に感染症として治療するだけでなく、咳が続く原因に応じた対応が必要です。

感染を広げないための対策

マイコプラズマ肺炎は、咳のしぶきや接触によって広がることがあります。咳がある場合には、マスクの着用、手洗い、タオルの共用を避けること、咳エチケットが大切です。

家庭内で感染が広がることもあります。ご家族の中に発熱や咳が続いている方がいる場合には、無理に登校や出勤を続けず、症状に応じて医療機関へご相談ください。

早めの受診をおすすめする目安

次のような症状がある場合には、早めの受診をおすすめします。

  • 発熱が数日続いている
  • 咳が強くなっている
  • 咳で眠れない
  • 息苦しさがある
  • 胸の痛みがある
  • 水分が取れない
  • ぐったりしている
  • 高齢者や持病のある方の発熱や咳
  • 新型コロナやインフルエンザ陰性でも症状が続く
  • 周囲でマイコプラズマ肺炎が流行している

症状が強い場合、呼吸が苦しい場合、酸素の値が低い場合には、救急医療機関での対応が必要になることもあります。

立川市・小平市周辺で呼吸器の症状にお困りの方へ

マイコプラズマ肺炎は、発熱の後に咳が長引くことがある感染症です。風邪だと思っていたが咳が続く、熱が下がっても咳だけ残る、学校や職場で流行している、咳が強くて眠れないという場合には、早めにご相談ください。

立川若葉団地クリニックでは、内科・呼吸器内科の視点から、マイコプラズマ肺炎、気管支炎、肺炎、咳喘息、長引く咳などを鑑別し、患者さんの状態に合わせた検査と治療を行います。

立川市若葉町、小平市、国分寺市、国立市、東大和市周辺でマイコプラズマ肺炎、発熱、長引く咳、咳が止まらない症状でお困りの方は、当院までご相談ください。

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