脂肪肝を指摘された方へ|生活習慣の見直し
健康診断、人間ドック、腹部エコーなどで脂肪肝を指摘されても、自覚症状がなく、何科を受診すればよいか迷うことがあります。脂肪肝は内科で相談できます。立川若葉団地クリニックでは、体重、腹囲、食事、運動、飲酒、血糖、脂質、血圧などを確認し、必要に応じて血液検査やエコー検査、継続的な経過確認を検討します。
健診で肝機能異常を指摘され、脂肪肝と診断されていない方は、AST・ALT・γ-GTPなどの検査値異常のページをご確認ください。このページでは、脂肪肝そのものと生活習慣の見直しを中心に説明します。
一般外来は予約不要です。健診結果や腹部エコーの報告書がある方は、受診時にお持ちください。
このような方はご相談ください
- 腹部エコーや人間ドックで脂肪肝を指摘された
- 以前から脂肪肝と言われているが、再検査を受けていない
- 体重増加、腹囲、内臓脂肪、運動不足が気になる
- 糖尿病、脂質異常症、高血圧も指摘されている
- 飲酒量が多い、または休肝日を設けにくい
- やせているのに脂肪肝と言われ、原因が分からない
- 食事や運動を何から見直せばよいか相談したい
脂肪肝とは
脂肪肝は、肝臓に中性脂肪が多くたまった状態です。飲酒が関係する場合だけでなく、体重増加、内臓脂肪、糖尿病、脂質異常症、高血圧など、代謝の問題を背景に起こる場合があります。
代謝の問題を伴う脂肪性肝疾患は、現在「代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)」と呼ばれています。以前の「NAFLD」という名称で説明されていた病気を含みます。太っていない方でも、体質やほかの要因が関係して脂肪肝になることがあります。
脂肪肝は症状が出にくい一方、一部では肝臓の炎症や線維化が進むことがあります。また、血糖、脂質、血圧の異常が重なっている場合は、肝臓だけでなく生活習慣病全体を確認することが大切です。生活習慣病のご相談・定期通院もご覧ください。
脂肪肝で見直したい生活習慣
食事
食事量だけでなく、甘い飲み物、間食、夜遅い食事、外食や加工食品の頻度なども確認します。極端な食事制限ではなく、続けられる方法を一緒に整理します。
運動と体重管理
体力や持病に合わせて、歩行など日常の活動を増やす方法を検討します。体重管理の目標は一律ではないため、無理なく継続できる方法を相談します。腹囲や体重が気になる方は、肥満・メタボリックシンドロームの相談もご確認ください。
飲酒
飲酒が脂肪肝に関係することがあります。量、頻度、飲み方を確認し、必要に応じて減酒や休肝日の取り方を相談します。持病や服薬によって適切な飲酒量は異なるため、自己判断だけでなく医師へお伝えください。
血糖・脂質・血圧の管理
脂肪肝と糖尿病、脂質異常症、高血圧は重なることがあります。特に中性脂肪やコレステロールも高い方は、脂質異常症の診療もあわせてご確認ください。
受診の目安
脂肪肝を初めて指摘された場合、以前より所見が悪化した場合、肝機能の異常も続いている場合、糖尿病・脂質異常症・高血圧を伴う場合は、健診結果を持参して受診をご検討ください。ほかの健診項目も含めて相談したい方は、健康診断で異常を指摘された方へをご覧ください。
速やかな受診が必要な症状
- 皮膚や白目が黄色くなる
- 尿が褐色に近いほど濃い
- 強いだるさ、食欲低下、繰り返す嘔吐がある
- 強い腹痛、発熱、意識がぼんやりする症状がある
これらの症状がある場合は、通常の健診相談を待たず、早めに医療機関を受診してください。意識障害や我慢できない強い腹痛がある場合は、救急要請または救急受診をご検討ください。
当院で相談できること
診察では、健診結果、過去の検査値、体重変化、飲酒量、食事、運動、服薬、サプリメント、持病を確認します。必要に応じて血液検査やエコー検査を検討し、脂肪肝以外の原因や詳しい評価が必要と判断した場合は、連携医療機関への紹介を検討します。エコー検査の予約は、診察時にご確認ください。
診察・検査の流れ
- 健診結果や腹部エコーの報告書、過去の検査結果を確認します。
- 体重、腹囲、飲酒、食事、運動、持病、薬の内容を伺います。
- 必要に応じて血液検査やエコー検査を検討します。
- 結果に応じて、生活習慣の見直し、再検査の時期、定期通院の必要性を相談します。
- 精密検査や専門的な診療が必要な場合は、連携医療機関への紹介を検討します。
受診時に持参するもの
- 健康診断や人間ドックの結果票
- 腹部エコーや画像検査の報告書
- 過去の血液検査結果
- お薬手帳
- サプリメントや市販薬の名称が分かるもの
- 体重変化や普段の飲酒量をまとめたメモ
- マイナ保険証または資格確認証
よくある質問
脂肪肝は何科を受診すればよいですか?
まずは内科でご相談ください。健診結果、腹部エコー所見、生活習慣、ほかの検査異常を確認し、必要な検査や紹介を医師が判断します。
お酒を飲まなくても脂肪肝になりますか?
なります。体重増加、内臓脂肪、血糖、脂質、血圧などが関係する脂肪肝があります。飲酒の有無だけで原因を決めることはできません。
やせていても脂肪肝になりますか?
やせている方にも脂肪肝がみられることがあります。体質、筋肉量、食生活、血糖や脂質の状態、薬などを含めて確認します。
血液検査が正常でも、エコーで脂肪肝と言われたら受診が必要ですか?
血液検査が基準範囲でも、脂肪肝がある場合があります。エコー所見、過去の結果、体重や生活習慣を確認し、再検査や経過観察の必要性を相談してください。
脂肪肝には薬が必要ですか?
すべての方に脂肪肝の薬が必要なわけではありません。生活習慣の見直しと、糖尿病・脂質異常症・高血圧などがある場合の治療を含め、診察結果に応じて判断します。
脂肪肝は健診結果を持参してご相談ください
立川市若葉町を中心に、小平市、国分寺市などから脂肪肝の相談先をお探しの方は、健診結果や腹部エコーの報告書を持参して一般外来でご相談ください。一般外来は予約不要です。
