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アレルギー性鼻炎・後鼻漏による咳

アレルギー性鼻炎や後鼻漏は、長引く咳の原因になることが少なくありません。鼻水がのどの奥へ流れ込む後鼻漏によって、のどの違和感や痰の絡み、朝・夜の咳が続く場合があります。「肺の病気ではないか」と不安に感じる方も多いですが、実際には鼻の問題が咳を引き起こしているケースも多々あります。

立川若葉団地クリニックでは、呼吸器内科の視点から咳の原因を多角的に診療します。咳止めで一時的に抑えるだけでなく、患者さんの症状に合わせた適切な検査と治療を提供いたします。

長引く咳の原因となるアレルギー性鼻炎の特徴

アレルギー性鼻炎は、花粉やハウスダスト、ダニ、ペットの毛などに対して体が過剰に反応することで起こります。春のスギ・ヒノキだけでなく、秋のブタクサやヨモギ、通年性の刺激も原因となります。

主な症状は鼻水やくしゃみですが、それだけではありません。のどの違和感や咳払いが続くことで、睡眠の質の低下や集中力の欠如を招くこともあります。

後鼻漏(こうびろう)が引き起こす喉の違和感と咳

後鼻漏とは、鼻水が前に出るのではなくのどの奥へ流れ込む状態を指します。この刺激がのどを直撃し、慢性的な咳の原因となります。後鼻漏が疑われる場合は、以下のような症状がよく見られます。

  • 鼻水がのどに落ちる感覚がある
  • のどに痰が絶えずからむ
  • 頻繁に咳払いをしてしまう
  • 朝起きた時に咳や痰がひどい
  • 夜、横になると咳き込んでしまう
  • のどの奥がムズムズして落ち着かない
  • 肺から痰が出ているのか鼻からなのか判別できない
  • 咳止めを飲んでも一向に改善しない

放置しないでほしい咳のサイン

以下のような症状に心当たりがある場合は、早めにご相談ください。鼻炎以外に、喘息などの病気が併発している可能性もあります。

  • 咳が2週間以上続いている
  • 花粉症の時期になると咳が悪化する
  • 胸部レントゲンで「異常なし」と言われたが咳が止まらない
  • 市販薬を服用しても効果が実感できない
  • アレルギー性鼻炎と咳喘息の両方が心配である

後鼻漏による咳と「咳喘息」の違い

長引く咳の診断では、後鼻漏と咳喘息を正しく見分けることが重要です。それぞれの典型的な特徴は以下の通りです。

種類 主な特徴・症状
後鼻漏による咳 鼻水がのどに落ちる感じ、鼻づまり、頻繁な咳払い、朝方の痰の絡みが目立つ。
咳喘息 夜間や明け方の激しい咳、冷たい空気や会話、運動による刺激で咳が出やすい。

ただし、アレルギー性鼻炎と咳喘息を合併している患者さんも多いため、症状の出方を丁寧にヒアリングし鑑別することが治療の近道となります。

当院における診断と検査の進め方

当院では、咳の期間や時間帯、鼻症状の有無、アレルギー歴、喫煙歴などを詳細に確認します。呼吸器内科として、見逃してはいけない病気が隠れていないかを慎重に判断します。

  • 胸部レントゲン検査による肺の状態確認
  • 血液検査によるアレルゲンの特定
  • 酸素飽和度の測定や感染症の確認
  • 必要に応じた呼吸機能の評価

肺炎、結核、肺がん、逆流性食道炎など、鼻以外の原因も考慮しながら診療を進めます。

アレルギー性鼻炎・後鼻漏の治療方針

鼻の炎症を抑え、鼻水の流入を防ぐことが咳の改善に直結します。症状や生活環境に合わせて、以下のような治療を検討します。

  • 抗アレルギー薬の内服による過剰反応の抑制
  • 炎症を直接抑える点鼻薬の使用
  • 痰を出しやすくする去痰薬の併用
  • 血液検査の結果に基づいたアレルゲンの回避指導

副鼻腔炎(ちくのう症)の疑いがある場合は、鼻水の性状や顔面痛なども考慮し、必要に応じて耳鼻咽喉科とも連携いたします。

早めの受診をおすすめする要注意症状

咳が長引くだけでなく、以下の症状を伴う場合は重大な疾患の可能性があるため、速やかな受診を推奨します。

  • 高熱が続いている
  • 強い息苦しさや胸の痛みがある
  • 痰に血が混じる(血痰)
  • 急激に体重が減少している
  • 夜間の咳が激しく、全く眠れない
  • 高齢者や持病があり、咳止めが効かない

立川市周辺で鼻炎・後鼻漏による咳にお困りの方へ

「鼻水がのどに落ちる」「痰が絡んで咳が出る」といった悩みは、適切に原因を特定することで改善が期待できます。咳の原因は一つとは限らず、複数の要因が重なっていることもあります。

立川若葉団地クリニックでは、立川市若葉町、小平市、国分寺市、国立市、東大和市周辺の地域の皆様の健康をサポートしております。咳喘息なのか後鼻漏なのか分からないという方も、どうぞ我慢せずに当院までご相談ください。

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